2001年9月11日のアメリカでの「テロ事件」(真の犯人が誰なのか、今大変な疑惑が持ち上がっています)で報復戦争につきすすむアメリカ。鴨川で自給暮らしを目指していたきくちゆみは、何とか戦争を止めたくて行動開始。「アメリカの新聞に平和の広告を出そう」とインターネットで呼びかけたところ、世界16カ国にサポートの輪が広がった。そのとき呼びかけの中心となったイギリスのポール・スワン、アメリカのノリ・ハドル、きくちは、この国境を越えたムーブメントを「グローバルピースキャンペーン」と名付けた。
日本では神戸元気村の山田和尚らがグローバルピースキャンペーン日本事務局を担い、彼らは最初の広告に必要だった1500万円を2週間で集めた。これまでニューヨークタイムズに2回、ワシントンポストに1回、ロサンゼルスタイムズに1回、イタリアのラ・スタンパに1回、ペルシャ語の新聞と雑誌に10回の意見広告を成功させた。アメリカでの意見広告では「戦争が始まる前に戦争を止めよう」という「ANSWER連合」と「平和と公正連合」が呼びかけた反戦デモを告知し、大きな反響を呼び、数多くの平和団体と連携して、これまでの反戦運動の規模を凌駕する世界的な反戦デモの成功にささやかに寄与した。(ニューヨークタイムズ 2003.1.6)
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オープンジャパンの山田和尚が、グローバルピースキャンペーンのメールニュース「Open Japan Boomerang」を責任編集し、毎週数本発行して、マスコミでは得がたい情報提供を続けている。現在読者数は1万8千を越えた。このメールニュースへの投稿は自由。購読は無料。きくちは定期執筆者のひとりだ。またロンドンに管理者がいる英文のメーリング・リストを運営して、国際的な平和活動に関する情報交換も行っている。事務所も有給スタッフも会員もなく、全員がボランティア。しいて言えばメールニュースとホームページがツールであり、その読者が仲間でありサポーターだ。企画の発案者がそれぞれ自宅に事務所をおき、メールニュースで仲間を募り、支持者と資金を集めながら助け合い、実に自由に多岐に渡る活動をしている。地雷撤去、『戦争中毒』の翻訳と発行、『戦争中毒』サポーター、アメリカ・ハリウッドでのビルボード(看板広告)、新聞への意見広告、平和の人文字、有事法制反対運動、せかいへいわといのりの日の支援、アメリカ大統領候補デニス・クシニッチの応援、
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デニス・クシニッチの本の出版、映画『テロリストは誰?』の日本語版制作、森住卓の『湾岸戦争の子どもたち』の米国議員と国連代表部への配布、カヌーで自然に親しむなど、さまざまだ。その全容はホームページを訪れて、探索してほしい。あなたの気に入った活動があったら、参加しよう。気に入った活動がなかったら、このサイトを利用して自分のやりたい企画を始めることもできる。
グローバルピースキャンペーンのこれから
2004年は『テロリストは誰?』の自主上映会が、全都道府県、国会、地方議会でできるように全力投球したい。どうかみなさんの力を貸してください。あなたの町でもやってみませんか?
2004年7月26〜30日には『戦争中毒』の著者・ジョエル・アンドレアスの招聘と講演会が決定している他、9・11の被害者が政府を訴えているマンモス裁判の弁護士・スタンレー・ヒルトンやアメリカ民主党大統領候補デニス・クシニッチの招へいも企画中。
将来的には、メールニュースだけではなく、エイミー・グッドマンの『デモクラシー・ナウ』に匹敵するようなフリースピーチの番組を作り、自由な報道のFMラジオと衛星テレビのネットワークを作れたら、などと夢見ている。雑誌では、『人間家族』『週刊金曜日』『DAYS JAPAN』などを応援している。
本当は、自然の中で食べ物を育て、その恵みを家族と気の合う仲間と分かち合って、ただのんびり平和に暮らしたい人や、美味しい食べ物と自然の中で遊ぶことには目がない人が集っている。
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◎『テロリストは誰?』自主上映会に
関するお問合せは...
FAX 0470-97-1215 または こちらまでご連絡下さい。
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